「旗本やくざ」

「旗本やくざ」

      1966310 東映京都作品)

  脚本・倉本 聰 中島貞夫 

    監督・中島貞夫

 

  <配 役>

   丁の目の三次  …大川 橋蔵

   明神の三左衛門 …千秋  実

   たらしの頓兵衛 …青島 幸男

   松崎十兵衛   …大木  実

   美   津   …藤  純子

   江 戸 紫   …春川ますみ

 

   酒井丹波守   …三島 雅夫

ものがたり                             

 時は元禄。世は太平の華美に流れて幕府の財政は窮乏の一途をたどっていた。老中酒井丹波守は米の値上げをはかったが、江戸っ子たちがこれを不満として騒ぎだしたため、直参旗本赤鞘組に取締りを命じた。しかし、威光を笠にきた赤鞘組の評判は悪い。

 頭を痛めた丹波守は町奴と旗本を喧嘩させ、それを口実に双方を取り潰そうと隠密を放った。

 

 折も折、丁の目の三次という遊び人が明神組一家に入り込み、その気っぷと度胸で兄貴株にまつりあげられていた・・・